Windows7やWindows Server 2008でイメージバックアップが失敗する件

Windows7やWindows Server 2008ではI/OエラーによりWindows標準のイメージバックアップが失敗する要素があります。

それは、3TBなど大容量のHDDにバックアップを取得しようとするとI/Oエラーとなり失敗します。
I/Oエラーってなんだよーって思っていましたがどうやらWindowsバックアップ自体が2TBまで対応していないソフトとのことです。

詳しくはSEAGATEのホームページに記載がありましたので下記のリンク先を参照してください。

http://knowledge.seagate.com/articles/ja/FAQ/005486ja?language=ja

WindowsServerバックアップでボリューム シャドウ コピー サービスの操作が、次のエラー コード ‘2155348129’ により失敗した場合の対処

Windowsサーバーのバックアップを取得しようとしたら
「バックアップ対象のボリュームのシャドウ コピーを作成するボリューム シャドウ コピー サービスの操作が、次のエラー コード ‘2155348129’ により失敗したため」と言われてバックアップが取得できない事象が発生したときの対処したメモを残しておきます。

エラーの確認

まずは状況把握からで下記のコマンドをコマンドプロンプトから実行します。

vssadmin list writers

エラーが無ければ、「エラーなし」と表示され、エラーがある場合は「再試行できないエラー」となります。
vss

エラーのライター名が「SqlServerWriter」の場合

誰かさんがSQL ServerのWriterサービスを掴んで離さない状態が発生していると思われます。

それなので、SQL ServerのVSS Writerサービスを停止させることによりバックアップが取得できるようになります。

サービス名:「SQL Server VSS Writer」

何がVSS Witerを掴んでいるかはインストールしているソフトの環境によっても異なりますので何でSQL SERVERを使用しているか確認する必要があります。