excelzipcode7japanを64bitのExcelで使おうとしたら宣言エラーだったので対処をメモしてみた。

「郵便番号変換ウイザード」のアドインを使用としたところ、「このプロジェクトのコードは、64ビット システムで使用するために更新する必要があります。Declareステートメントの確認及び更新を行い、次にDeclareステートメントにPtrSafe属性を設定してください。」というエラーだった。

 

Excelアドイン:郵便番号変換ウィザード(excelzipcode7japan)https://archive.codeplex.com/?p=excelzipcode7japan

 

 

結論からすると

Declare  Function」というところ「Declare PtrSafe Function」とすればよい!

 

エラーの箇所の宣言文を地味にすべて「PtrSafe 」を追加すればOK!

Excelで課題管理シートを作ってみた

Redmineでプロジェクト管理を行うことを基本としておりますが、なかなか入力をしていただけないことが多く、最近はだんだんとExcelに逆戻りになってきています。

 

そんなことで、簡単に課題管理を行おうと思ってなんとなく作っていったら、ついついマクロを組んで…っていうことで簡単な課題管理表ができたので公開することにしました。

 

↓こんな感じの課題管理です。

管理番号が連番になるようにしています。連番の値は設定シートの値を利用しています。

※課題の3行目は下記は表示されていますがコピーするための行なので実際は非表示です。

 

「課題を追加」ボタンを押すと、小さなフォームが表示されて、そこを入力すると課題一覧に追記と課題詳細のシートが追加されます。

 

↓詳細シート

 

■設定は設定シートを参照

※設定シートはこんな感じ。課題タイトルは後付けなので変な位置です💦

分類名、管理分類、最終番号、ステータスは縦で利用します。マクロの部分はどんどん下に伸ばしても問題ないのですがVLOOKで参照しているところがあるので今以上の項目を入れる場合は修正してください。

マクロも簡単な感じで組んでいるので修正はご自由にどうぞ。

 

ちょっと試したい方は下記のところからダウンロードできます。(直リンクは禁止)

課題管理(Excel)のダウンロードはこちら

 

Excel VBAでアルファベット、数字のフリガナの関数を作る

Excel VBAでアルファベット、数字のフリガナの関数を作りました。用途的には、パスワード一覧を印刷すると英数字のままだと読みずらいので、フリガナとして使う用途をイメージしています。

また、変更することもあると思うので大文字、小文字の英字は別々にしました。

 

アルファベット、数字のフリガナの関数を作る手順

1.Excelを起動します。

2.「Alt」+「F11」キーを押して、VBAを開きます。

3.「VBA Project」を右クリックして、「挿入」>「標準モジュール」をクリックします。

 

 

4.追加した「標準モジュール」の「Module1」を開きます。

5.そこに下記のコードを貼り付けます。

Function alphanumeric(英数字 As String)
  
    Dim targetWord As String
    targetWord = 英数字
    
    Dim dictionary As Variant
    Set dictionary = CreateObject("Scripting.Dictionary")
    
    Dim str As String
    
    With dictionary
        .Add "0", "ゼロ"
        .Add "1", "イチ"
        .Add "2", "ニ"
        .Add "3", "サン"
        .Add "4", "ヨン"
        .Add "5", "ゴ"
        .Add "6", "ロク"
        .Add "7", "ナナ"
        .Add "8", "ハチ"
        .Add "9", "キュー"
    
    End With
    
    With dictionary
        .Add "a", "エー"
        .Add "b", "ビー"
        .Add "c", "シー"
        .Add "d", "ディー"
        .Add "e", "イー"
        .Add "f", "エフ"
        .Add "g", "ジー"
        .Add "h", "エイチ"
        .Add "i", "アイ"
        .Add "j", "ジェイ"
        .Add "k", "ケー"
        .Add "l", "エル"
        .Add "m", "エム"
        .Add "n", "エヌ"
        .Add "o", "オー"
        .Add "p", "ピー"
        .Add "q", "キュー"
        .Add "r", "アール"
        .Add "s", "エス"
        .Add "t", "ティー"
        .Add "u", "ユー"
        .Add "v", "ブイ"
        .Add "w", "ダブリュー"
        .Add "x", "エックス"
        .Add "y", "ワイ"
        .Add "z", "ゼット"
    End With
    
    With dictionary
        .Add "A", "エー"
        .Add "B", "ビー"
        .Add "C", "シー"
        .Add "D", "ディー"
        .Add "E", "イー"
        .Add "F", "エフ"
        .Add "G", "ジー"
        .Add "H", "エイチ"
        .Add "I", "アイ"
        .Add "J", "ジェイ"
        .Add "K", "ケー"
        .Add "L", "エル"
        .Add "M", "エム"
        .Add "N", "エヌ"
        .Add "O", "オー"
        .Add "P", "ピー"
        .Add "Q", "キュー"
        .Add "R", "アール"
        .Add "S", "エス"
        .Add "T", "ティー"
        .Add "U", "ユー"
        .Add "V", "ブイ"
        .Add "W", "ダブリュー"
        .Add "X", "エックス"
        .Add "Y", "ワイ"
        .Add "Z", "ゼット"
    End With
      
   
    
    
    For i = 1 To Len(targetWord)
        If dictionary.Exists(Mid(targetWord, i, 1)) Then
            str = str & dictionary.Item(Mid(targetWord, i, 1))
            If i < Len(targetWord) Then
                str = str & "・"
            End If
            
        End If
    
      
    Next i
   
    alphanumeric = str

End Function

 

※大文字や中黒でつないでいる部分等好きに変更してください。

 

6.Excelのシートに移動して、一般的な関数を利用するのと同じように使います。(関数名:alphanumeric)

例:A列にアルファベット、数字を入れて、B列にフリガナを入れる場合

=alphanumeric(A2)

 

7.下記のようにフリガナが入ります。

 

こんな感じで出来上がりです。Excel VBAちょっと便利かなっと思ったところです。あ、保存するときはマクロ付きで保存してください。

【Excel】プルダウンメニューを作る

EXCELで便利な機能1つにプルダウンメニューがあります。

なぜ利用するのかというと、選択して、入力ミスをなくしたいという希望があるからです。

 

例えば、あるEXCELで列タイトルに「参加 or 不参加」と記載したとします。このときにプルダウンメニューにしないでそのまま空欄のセルでデータを入力してもらったときに

 

・参加

・不参加

という回答はよいのですが

 

・参加(途中から出席ますので….)

・参加できない

 

などと記載されると人間の目にはわかりますがコンピュータ上で簡単に集計しようとしたときに「あれ?」ってなります。

 

そんなことを少しでも防止したいためにプルダウンメニューを使います。

 

Excelのプルダウンメニューの設定方法

1.プルダウンメニューの内容を用意し、どこか記載します。

↓こんなイメージ。

プルダウンメニュー

 

2.「データ」メニューの「データの入力規則」をクリックします。

※「データの入力規則」が表示されていないときはExcelのウィンドウを広げてみましょう!

プルダウンメニュー2

 

3.データの入力規則の設定を行います。

入力値の種類:リスト

元のデータ:入力したセルでプルダウンメニューを表示したい箇所

プルダウンメニュー3

 

4.下記のようプルダウンメニューが利用できるようになります。

プルダウンメニューを他のセルでも使用した場合はそのままコピペすれば利用可能です。

プルダウンメニュー4

 

元のプルダウンメニューのデータは別シートでも動作するので記述場所を考慮するとより一層便利に使えるようになります。