人工知能「TensorFlow」をはじめてみる

人工知能に興味がわいてきたのでオープンソースの「TensorFlow」を始めてみようと思います。

さっぱりと何も知らないので「TensorFlow」って何なのか。。。

「TensorFlow」は日本では「テンソルフロー」と呼ぶらしく、 簡単にいうとGoogleの「ディープラーニング」とのこと。まあ、人工知能の学習ベースを用意してくれたと思えばよいのかな。

 

早速インストール

えーと、OSはLinuxを用意します。バーチャルマシンなど使って用意です。

まずは、Centos7 を何となくGUI機能を含めてインストールしてみます。

Pythonが入っているのか確認。後々にバージョンによって異なる個所あり。

[root@localhost ~]# python --version
Python 2.7

 

インストール作業

# yum -y install python-pip python-dev python-virtualenv

パッケージ python-pip は利用できません。
パッケージ python-dev は利用できません。

 

あれ、「 python-pip」「python-dev」が利用できないと。うーん・・・。

「epel」で試してみる

# yum install epel-release

# yum install --enablerepo=epel python-pip python-dev python-virtualenv

パッケージ python-dev は利用できません。

 

うむ「python-dev」が利用できないと・・。

 

さあ、どうする。↓次の選択肢から選ぶ!

1.「Centos」はあきらめる。

2.「python-dev」を何としても探す。

 

「2.「python-dev」を何としても探す。」→「python-devel.x86_64 0:2.7.5-48.el7」として進んだ

「python-dev」→「python-devel.x86_64 0:2.7.5-48.el7」でいけそう。

# pip install --upgrade tensorflow 
# pip install --upgrade tensorflow-gpu

↓ってメッセージが出た場合
You are using pip version 8.1.2, however version 9.0.1 is available.
You should consider upgrading via the 'pip install --upgrade pip' command.

# pip install --upgrade pip


# pip install --upgrade https://storage.googleapis.com/tensorflow/linux/cpu/tensorflow-0.12.1-cp27-none-linux_x86_64.whl

※「https://www.tensorflow.org/versions/r0.12/get_started/os_setup」を参照

 

↓で動作テスト

$ python
...
>>> import tensorflow as tf
>>> hello = tf.constant('Hello, TensorFlow!')
>>> sess = tf.Session()
>>> print(sess.run(hello))
Hello, TensorFlow!
>>> a = tf.constant(10)
>>> b = tf.constant(32)
>>> print(sess.run(a + b))
42
>>>

 

なんとか「TensorFlow」は動いたっぽいです。